介護脱毛の必要性とメリット・デメリット〜
介護されるがになる前に「介護脱毛」を知ろう
介護する側される側、双方に大きなメリットのある介護脱毛。
当院でも介護脱毛を希望される患者さまが年々増えていますが、いくつか注意点もあります。
介護脱毛のよくある疑問とあわせて解説するので、良かったら参考になさってください。
- 介護脱毛のメリットとデメリット
- どこまで介護脱毛すべきなのか
- 患者さま情報の共有・管理の徹底
「将来的に介護脱毛しておく必要は本当にあるのか」疑問に思っている方も、ぜひ目を通してみてくださいね。
需要が高まる介護脱毛とは?
介護脱毛とは介護されるかもしれない将来を想定し、あらかじめアンダーヘアをVIO脱毛しておく介護に向けた準備の総称。
まだまだ現役世代である40代、50代の女性を中心に人気が高まっています。
30代後半~50代の女性222名を対象とした介護脱毛のアンケートで「介護脱毛に興味がある、または介護脱毛する予定がある」と答えた方はは39.2%。
「費用の問題が無ければぜひ介護脱毛したい」と答えた女性は54.9%にものぼり、介護脱毛への関心の高さがアンケート結果にも表れていますよね。
介護脱毛はすべての人が必ずしなくてはいけない決まりはありません。
介護脱毛はすべての人が必ずしなくてはいけない決まりはありません。
しかし介護する上でまったく手入れされていないアンダーヘアは邪魔になります。
実際に介護経験のある236名に実施したアンケート調査では全体の70.3%もの方が「アンダーヘアがあると排泄介助がしにくい」と答えています。
【アンケート結果の一部抜粋】
- とくに軟便・下痢便の時は陰毛に便が付着し、陰部洗浄をしてもなかなかキレイに拭き取れません。
- アンダーヘアーの部分に便が残ってしまい皮膚がかぶれてしまったり、毛から匂いがして臭くなったりと、不潔になってしまいがちです。
- 毛が絡み便が取りずらい。皮膚の発疹などが見ずらい。軟膏などで処置をしずらい。
- ちぢれている毛なので、汚れが付着しやすく不潔です。また、汚れを取りにくいですし、ゴシゴシしていると介護者様からクレームになるケースもあります。
介護脱毛を希望する女性が増えている背景には「介護する人の負担を少しでも減らしたい」思いやりの気持ちが大きく影響しているのでしょう。
介護脱毛のメリット
介護脱毛の主なメリットは介護する側の負担軽減・介護される側の衛生面向上にあります。
- 排泄介助がしやすい
- 肌トラブルの予防になる
- 衛生的によい
介護脱毛すると排泄介助がしやすい
年齢を重ねるとオムツが必要になる、トイレには行けても拭き取りがうまくできなくなる、など排泄介助が必要になる方がいます。
小さな赤ちゃんと違って、大人の排泄介助は介護する側にとって大きな負担。しかし介護脱毛で局部周辺のムダ毛が無くなれば大幅に負担を軽減できます。
- アンダーヘアに排泄物が絡まらなくなるためスムーズにオムツ交換ができる
- トイレで排泄した後の拭き取りも容易になる
介護される方にとってはスムーズにオムツ交換できる分、相手に対する申し訳なさ・恥ずかしさが軽くなるメリットもあります。
介護脱毛は肌トラブルの予防になる
オムツ着用での生活になると排泄時に、オムツの中で尿や便がアンダーヘア(陰毛)に絡まります。
- アンダーヘアにこびりついた汚れは落ちにくい
- 何度もゴシゴシ拭くうちに肌が傷つきただれてしまう恐れがある
年齢を重ねると肌の回復力も衰えるので1度肌トラブルを起こすと症状が長期化する可能性もあります。
しかし介護脱毛しておけばアンダーヘアに排泄物は絡まりません。何度もゴシゴシ拭く必要が無くなるので肌トラブルの予防になるのです。
介護脱毛すると衛生的によい
アンダーヘアがあると排泄物の汚れが目視しづらいため、汚れが残りやすくなります。
- 残った汚れが原因で感染症を引き起こす恐れがある
- 不衛生な状態がつづくと雑菌が繁殖し臭いの原因になる
そのため介護脱毛であらかじめアンダーヘアを処理し、衛生的な状態を保ちやすくしておくのが重要なのです。
また下着の蒸れ・痒みの予防にもなるので自分自身が快適に過ごせるメリットもあります。
介護脱毛のデメリット
介護において実用性の高さから人気が高まっている介護脱毛にも3つのデメリットがあります。
- 介護脱毛後は元のアンダーヘアに戻せない
- 脱毛中は多少の羞恥心が伴う
- 照射時に痛みが伴う
介護脱毛後は元のアンダーヘアに戻せない
いくら処理しても再びムダ毛が生えてくるカミソリや毛抜きと違って、介護脱毛後はムダ毛が生えなくなります。
そのため「やっぱりアンダーヘアを元のように生やしたい」と思っても戻せないのです。
介護脱毛を始める前に1度じっくり「VIOをどこからどこまで脱毛するか」考えた方がいいでしょう。
【VIOの形ご相談ください】
広尾プライム皮膚科では患者さま一人ひとりのご希望にあったVIOの形・毛量のデザインに自信があります。
- Vライン、Iライン、Oラインすべての毛を脱毛したい!
- 人気のデザインはどんな形なんだろう?
- 温泉などで見られても恥ずかしくないように自然な形を残したい
「今」だけではなく将来的にもずっとご満足いただけるVIOのデザインをご提案します。
→広尾プライム皮膚科の介護脱毛(VIO脱毛)を詳しくチェックする
介護脱毛は多少の羞恥心が伴う
介護脱毛の施術中はどうしてもスタッフにデリケートゾーンを見せなくてはいけません。
足や腕と違ってデリケートゾーンは普段人に見せない部位。施術の流れ上仕方ないと理解していても、抵抗感のある人は多いでしょう。
【当院の取り組み】
- 必要範囲外のお肌が露出しない施術技のご用意
- ムリのない体勢での照射
- 照射時のお声がけの徹底
- 周りが気にならない完全個室での施術
患者さまのご不安・ご意見をお伺いしながら施術を進めるので、安心してお任せください。
介護脱毛は照射時に痛みが伴う
アンダーヘアは他の部位と比べ皮膚が薄くデリケート。その上、脱毛機は濃く太い毛に強く反応するため、痛みを感じやすい傾向があります。
【痛みが不安な方へ】
介護脱毛の痛みは脱毛機の性能・スタッフの施術技術によって大幅に軽減できます。
実際に当院でデリケートゾーンの脱毛を受けた患者さまからは「痛みを感じなかった」と嬉しいお言葉をいただいています。
→広尾プライム皮膚科がこだわる脱毛の痛み軽減対策
介護脱毛はどこまで行うべきか
介護を受ける前提ならV・I・Oすべてのムダ毛を脱毛するのが、介護する側にとって1番負担が少ないです。
しかし日本ではまだまだハイジニーナ(パイパン)が一般的とは言えないため、抵抗感がある方もいますよね。
そこで介護経験者236名の方へアンケートを行ったところ、介護を行う上でもっとも邪魔になるのはIライン(陰部の両側)。次いでOライン(肛門周り)と回答する方が多かったです。
介護脱毛は必ず「ここからここまですべき」とは決まってはいませんが、最低限IラインからOラインはお手入れしておくと介護する側の負担を減らす効果があると言えるでしょう。
細かなデザインについてはカウンセリング時に、お気軽にご相談くださいませ。
介護脱毛はアンダーヘアが「白髪になる前」に
脱毛クリニックや脱毛サロンで使われている脱毛機は、毛に含まれる黒い色素(メラニン)に反応する仕組みでムダ毛を脱毛します。
しかしメラニン色素の無い白髪はいくら脱毛機をあてても反応しません。
早い方ですと40~50代に入るとアンダーヘアに白髪が生えるようになります。白髪がまじる前に介護脱毛の必要性に気づけた「今」が介護脱毛の始め時とも言えますね。
【広尾プライム皮膚科の介護脱毛とは?】
当院は医師・看護師のいる医療機関なのでデリケートゾーンのお悩みに細かく対応できます。
- 医薬品を使ったデリケートゾーンの黒ずみケア
- 医療機関ならではの落ち着いた雰囲気
- デリケートな部位だからこそ医師・看護師がいる安心感
限られたハイジニーナのプロスタッフが担当いたします。VIOのデザインも含めぜひ1度ご相談にお越しくださいませ。