顔にたるみができてしまうと、何か疲れたような感じに見えたり、場合によっては10歳以上も老けて見られたりするもの。そうならないためには、普段からしっかりとたるみケアを行うことが大切です。
とはいえ、原因がわからなければ適切な対策も立てられません。まずは、下記をご覧いただき、たるみの原因をしっかりと把握しておきましょう。
加齢
たるみをもたらす一番の原因は、やはり加齢(老化)です。真皮層の中のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった成分が年齢とともに減少することで、肌がハリと弾力を失い、重力に負けて垂れてしまうのです。
また、加齢とともに筋肉が衰えることも、たるみの原因のひとつ。たとえば目元のたるみは、主に表情筋が衰えることで起こります。
また、加齢とともに筋肉が衰えることも、たるみの原因のひとつ。たとえば目元のたるみは、主に表情筋が衰えることで起こります。
紫外線
紫外線は、しわだけでなく、たるみも引き起こします。特に紫外線A波(UVA)は真皮層まで届くため、コラーゲンやエラスチンだけでなく、それらを作り出す線維芽細胞にまでダメージを与えていきます。
また、紫外線によって皮膚が炎症を起こすと、コラーゲンを分解する酵素が生成されるといわれています。お日様が雲に隠れていても、紫外線対策はきちんと行うことが大切です。
また、紫外線によって皮膚が炎症を起こすと、コラーゲンを分解する酵素が生成されるといわれています。お日様が雲に隠れていても、紫外線対策はきちんと行うことが大切です。
乾燥
加齢によって保湿成分であるヒアルロン酸が減少してしまうと、真皮層内の水分が減り、肌にたるみができてしまいます。これはいわば肌の内側からの乾燥ですが、もちろん肌の外側からの影響も無視できません。
たとえば、湿度の低下や紫外線の影響による乾燥も注意すべきポイント。
特に、目元は保湿力が低く、乾燥がたるみとして現れやすい部位です。たるみ対策としても、十分な保湿ケアを心がけましょう。
たとえば、湿度の低下や紫外線の影響による乾燥も注意すべきポイント。
特に、目元は保湿力が低く、乾燥がたるみとして現れやすい部位です。たるみ対策としても、十分な保湿ケアを心がけましょう。
女性ホルモンの減少
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類がありますが、特に卵巣から分泌されるエストロゲンには、コラーゲンやエラスチンの生成を促すという重要な役割があります。
ちなみに、月経直後は化粧ノリがよいといわれていますが、それもエストロゲンの影響です。ただし、このエストロゲンもコラーゲンなどと同様、加齢によって分泌量が減少していきます。その意味で、エストロゲンの減少は肌のたるみの原因ともなっているわけです。
ちなみに、月経直後は化粧ノリがよいといわれていますが、それもエストロゲンの影響です。ただし、このエストロゲンもコラーゲンなどと同様、加齢によって分泌量が減少していきます。その意味で、エストロゲンの減少は肌のたるみの原因ともなっているわけです。
間違ったスキンケア
間違ったスキンケアは効果がないだけでなく、逆にしわやたるみの原因になることも多々あります。たとえばフェイササイズは、表情筋を鍛えるのに有効ですが、やりすぎると表情ジワができてしまいます。
洗顔にしてもそうです。乾燥肌が気になるからといって何回も洗顔していては、肌のバリア機能が阻害されて、むしろ症状が悪化してしまうかもしれません。女性の肌はとってもデリケート。化粧品の選択を含め、現在のスキンケアで本当に大丈夫なのか、この機会に見直してみてはいかがでしょうか?
洗顔にしてもそうです。乾燥肌が気になるからといって何回も洗顔していては、肌のバリア機能が阻害されて、むしろ症状が悪化してしまうかもしれません。女性の肌はとってもデリケート。化粧品の選択を含め、現在のスキンケアで本当に大丈夫なのか、この機会に見直してみてはいかがでしょうか?