人それぞれ顔立ちが違えば、年齢や生活習慣も異なります。
そのため、一口にたるみといっても、その現れ方は同じではありません。目元やほうれい線、あご、首など、現れる箇所も様々です。
ここでは、たるみを以下の5つのタイプに分けて、その特徴をご紹介いたします。
真皮老化たるみ
真皮老化たるみとは、肌にハリと弾力を与えてくれるはずの真皮層が老化することで、現れるたるみのこと。真皮層の中で弾力のある網目状の組織を形成しているコラーゲンとエラスチンは、年齢とともに体内で作られる量が減少していくといわれています。
老化によって肌の弾力が失われていく原因は、このコラーゲンとエラスチンの減少が深く関わっているのです。
老化によって肌の弾力が失われていく原因は、このコラーゲンとエラスチンの減少が深く関わっているのです。
乾燥たるみ
肌内部の保水を担っているヒアルロン酸は、年齢とともに減少していくといわれています。ヒアルロン酸の減少は肌の水分の減少だけでなく、肌のたるみにもつながることをご存じでしょうか?
特に空気が乾燥する季節は、肌の外側からも水分が奪われてしまうので、入念かつこまめな保湿ケアが欠かせません。
特に空気が乾燥する季節は、肌の外側からも水分が奪われてしまうので、入念かつこまめな保湿ケアが欠かせません。
痩せ&太りたるみ
老化とは関係なく、たるみができる場合もあります。たとえば、短期間で太ってしまった場合です。頬やあごの下に脂肪がついて、二重あごになっている人をたまに見かけないでしょうか。
また、急激なダイエットもたるみの原因になります。短い期間で脂肪だけを落としても、皮膚はその変化に追いつけません。
伸びた皮膚がたるみとして残ってしまうのです。
また、急激なダイエットもたるみの原因になります。短い期間で脂肪だけを落としても、皮膚はその変化に追いつけません。
伸びた皮膚がたるみとして残ってしまうのです。
無表情たるみ
人間の顔には表情筋という筋肉があり、皮膚を下から支えています。いろんな感情を現すのに活躍している筋肉ですが、手足の筋肉と同様、使わなければ衰えてしまいます。
普段から喜怒哀楽を顔に出さずにいると、表情筋が衰え、皮膚や皮下脂肪をしっかりと支えられなくなってしまうことも少なくありません。こうしてできる肌のたるみは、無表情たるみと呼ばれています。
普段から喜怒哀楽を顔に出さずにいると、表情筋が衰え、皮膚や皮下脂肪をしっかりと支えられなくなってしまうことも少なくありません。こうしてできる肌のたるみは、無表情たるみと呼ばれています。
うつむきたるみ
猫背など、悪い姿勢で長時間いることは、たるみという観点からも賢明ではありません。うつむいた状態を長く続けていると、顔の筋肉がうまく働かずたるみが生じ、フェイスラインもくずれてしまいます。その上、首に深いしわができてしまうことも…。
普段から姿勢には気をつけておきたいものですね。
普段から姿勢には気をつけておきたいものですね。